三田オープンカレッジ6日目レポ

じめじめ~な6回目

三田オープンカレッジ、6日目。

先週に引き続き、またしても雨…です。。

ういうい

前半はあんなに天気いい日ばかりだったのに…やっぱり後半戦は雨なのか?!

傘をさして歩く人もいましたが、

ういうい

パラパラ降り…これなら傘をささなくてもいけそう!

と思ったので(実際はさしてもいいくらいの降りっぷりでしたが…笑)、正門~南館まで傘をささずにゴー!してみましたよ♪

ういうい

傘を持ってはいましたが、試しに傘をささないで南館まで行ってみました(笑

傘をささないで歩いてみた感想

早歩きで、正門から1~2分くらいだったかと思います。

土砂降りは傘がないと厳しいですが、実際に雨の中歩いてみると、本降り前ならなんとかなりそうな感じです。

正門から入って階段をのぼりきった場所

この位置(正門から入って階段をのぼりきったところ)から南館までは、80mくらいでしょうか?

パラパラ降りなら何とかなる距離です。

正門から入った場所と南館の間

階段をのぼりきったところと南館の真ん中あたりで撮った写真。屋根がないです。

前回の講義がちょっとだけ延長

「あれ?今日は受付にたくさん受講生がいるなぁ」と思ったら、前回の講義がちょっと延長していました。

受付をすませた受講生たちが、教室が開くのを待機していたようです。

受付には13:38頃到着なので、いつもより極端に早く着いたわけでもありません。

「休み時間にはみ出ること、やっぱりあるよね~」と思いながら、会場入りを待っていました。

6回目の講義の様子

渡辺茂先生渡辺茂先生

どうもお足元の悪い中ありがとうございます

とご挨拶され、前回の振り返りから講義は始まりました。

6回目となる「動物からヒトを見る」では、動物の模倣や学習、言語について学びました。

その中でも特に印象に残った「鳥の歌の学習」について、くわしくレポートしていきます。

ういうい

勉強に活かせる気づきを得たので、ブログに記録しておきますね

双方向性が学習のカギを握る

鳥の歌は、小さい頃に聞いた歌が元データです。

最初はへたっぴですが、真似しながら(模倣しながら)少しずつ上達していって、私達が美しいと感じる「鳥の歌」になっていきます。

ういうい

鳥の歌は、「なわばりだぞ!!」と言ったり求愛で使ったりするそうですよ!

この「鳥の歌」を学習するには、「先生」が必要です。

鳥の歌を録音したテープを聞かせるだけでは覚えず、先生となる鳥さんの存在が必要になるんだとか。

テープを流すだけでは鳥は歌を学習できない

ただし、ある条件のもとならテープレコーダーのみでも学習ができることがわかりました。

それは、「自分のタイミングでテープを再生できる」ということです。

一方的にテープを聞かされるだけでは学習できませんが、鳥さんが「よし、聞こう」と思ったタイミングで録音を聞ければ、先生役がいなくても鳥の歌を覚えられたそうです。

ういうい

“自分で開始できる”がポイントです!

テープを流しているのと何が違うのか。

それは、なにかしらの「関係がある」、自分が完全に世界から切り離されていない・孤立していないということです。

鳥の歌の学習に先生役が必要なのは、生徒は先生に教わり、先生は生徒に教えるという関係が生じているからだそうです。

鳥の歌の学習には先生が必要

ただただテープを流されているだけでは、鳥さんとテープの間に関係性はありません。

テープの一方通行です。

でも、鳥さんの意思で「テープを聞こう」と思い、再生ボタンを押す。

そして再生された歌を聞く。

ここに、鳥さんとテープの間に関係性が生じています。

テープを自分のタイミングで聞くことを開始できれば、テープレコーダーだけでも鳥の歌を学習できる

もちろん、テープレコーダーは機械なので、自分の意思で録音を流しているわけではありません。

でも、録音を聞こうと思って鳥さんが再生ボタンを押す、それに再生するというかたちでテープレコーダーが応えていると解釈すれば…!

ういうい

機械だとしても、テープレコーダーと鳥さんの間に十分関係性が成り立っていると私は思います

…とまあ、長々と鳥さんとテープレコーダーの話をしてしまいましたが、何が言いたかったかというと「人間の世界も同じだなぁ」ということです。

勉強も“第三者”の存在が必要

楽しいと思ったり幸せを感じるのに第三者の存在が欠かせないのと同じで、勉強も他者や物と関わりを持つことが大切なんですね。

ういうい

詳細は三田オープンカレッジ4日目レポでお話しています

意思のキャッチボールができるという意味では、先生や友達という存在が最強なのかもしれません。

でも、私は独学でも同じようなことが十分できると考えています。

鳥さんが「歌を聞こう」と意思をもったことでテープレコーダーと関係が生じたように、相手より目的意識が学習できる・できないを左右したからです。

ういうい

相手が生き物じゃないといけないなら、テープレコーダーだけでは学習できないはずですよね

先生や学友に限らず、テキストや参考書を相棒とすることで、自分以外の何かと「関係をもつ」ことはできる、つまり学習は可能だと私は思います。

「そうはいっても、テキストや参考書は生きているわけじゃないから難しいでしょ」と言われるかもしれませんが、そこは自分の気持ち次第ではないでしょうか。

明確な目標があるか、気持ちがしっかりしているか。

相手が人であるかどうかというより、しっかり意思をもって取り組むことが肝心だと思います。

ういうい

「○○を勉強したい」「○○だから学びたい」という目的意識をもっていれば、相手が先生だろうが教科書だろうが関係ないというのが私の持論です

鳥さんがただ流れるテープを聞くだけでは歌を覚えられないように、なんとなく授業を聞くだけでは内容は頭に入りません。

「学ぶんだ!」という気持ちで録音テープを聞く鳥さんのように、意思をもって能動的に学習する姿勢の大切さを学びました。

ういうい

目標や自分の気持ちさえしっかりもっていれば、独学でも学習することは可能なんだと再認識しました!

あれもダメこれもダメといって自分の世界に閉じこもってしまったら、成長はそこ止まり。

「この先生じゃわかりにくい」「参考書だけじゃ勉強はできない」なんて何もかも否定していたら、他者と関係をもつことができなくなってしまいます。

学校や塾に通おうが一人で家で勉強しようが、目標をもって自発的な姿勢で取り組む。

人・物問わず、意思のキャッチボールが学習の秘訣だと心得ました。

さらっと宿題宣言??

前回?前々回くらいから

渡辺茂先生渡辺茂先生

残り2回目でディスカッションをやります

とおっしゃっていた先生。

ディスカッションって、あの?

みんなでコの字型やロの字型になって討論する、あれ??

ういうい

とってもキンチョーーーーー!!!

宮川繁さんの統合理論について、ここがまずいんじゃないか?などをみんなでディスカッションしよう!というお話です。

むむ…批判できるくらい統合理論をかみ砕けるのか??

不安ではありますが、来週楽しく過ごせるように準備できたらしたいと思います。

帰り道の話

三田オープンカレッジも、残すところあと2回…

友達ができたり、先生と仲良く話をする人の姿も増えています。

ういうい

渡辺先生を追いかけてお話をする受講生さんもいましたよ!

帰りの時間のお天気はというと、雨はザァーっと降ったりやんだりでした。

私が南館を出るときは、ザァーなタイミング。

空が明るいので、南館の軒下で小降りになるのを待ってみましたよ。

南館の軒下で雨宿り

ういうい

実は東京タワーがちらっと見えるんですよー!

三田キャンパスからちらっと見える東京タワー

ちなみに三田キャンパス内外の人を見ていると、傘なしの人は半数くらい。

私と同じように南館で小降りになるのを待つ人がいたり、傘なしで歩いて強行突破する人もいました。

ういうい

傘を持たない人、結構います

来週のお天気はどうなるかなぁ…