![簿記の試験に持ち込める電卓を問い合わせてみた!消音で禁止機能回避の真相](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2020/11/boki-dentaku-eye.png)
試験に持ち込む電卓で禁止されている機能
簿記検定の相棒となる、電卓。
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-ki-300x300.png)
注意事項を確認しながら、戦友にふさわしい電卓を選びます
気をつけたいのが、禁止されている電卓の機能。
商工会議所のホームページによると、下記の機能がついている電卓は試験に持ち込めません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能
- 辞書機能(文字入力を含む)
音を消せば使えるの?という疑問
ここで気になったのが、メロディー機能。
とても評判のいい電卓があるのですが、一部の機能で音が鳴ります。
文章の通りならもちろんダメです。
ですが、簿記におすすめの電卓として紹介されていたり、実際に試験で使ったよみたいな声も散見。
問い合わせで疑問を解決
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-osusume-300x300.png)
試験の疑問はおおもとに聞くのが一番!
ということで、商工会議所に電話で直接確認することにしました。
ちなみに、電話をかける際は、自分が受験する地域の商工会議所に聞くのがスムーズです。
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-ase-300x300.png)
最初におおもとの「日本商工会議所」に電話しましたが、最寄りの商工会議所の電話番号を案内されました
「詳細は各地域の商工会議所からの案内になります」とのことだったので、二度手間を避けたい人は、直接該当地域の商工会議所に電話するのがいいかもしれません。
商工会議所の人とのやりとり
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-ki-300x300.png)
試験で使える電卓についてお聞きしたいのですが…
![商工会議所](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2020/11/tel-blue-300x300.png)
はい、どうぞ
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-mu-300x300.png)
禁止されている機能の中に「メロディー機能」とありますが、音が出る電卓全般を指しているのでしょうか?
![商工会議所](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2020/11/tel-blue-300x300.png)
はい、その通りです
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-tyuui-300x300.png)
部分的に音が鳴る機能がついていて、その音を消せる場合でも、試験では使えないということですね?
![商工会議所](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2020/11/tel-blue-300x300.png)
はい。たとえば「検算機能」で音が鳴るものもありますが、音を消せばいいという問題ではありません
![商工会議所](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2020/11/tel-blue-300x300.png)
とにかく、音が出るものは試験に持ち込めないという認識でございます
結論:音が出ない電卓を選ぶのが一番
音を消せば使えるのではなく、音が出る電卓そのものが持ち込み不可という回答でした。
電卓で禁止されている機能の補足として、
ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)
と書かれていますが、やっぱり「音の出ないものに限る」ので、「消音にできれば大丈夫!」は違うようです。
![うい](https://uinote.jp/wp-content/uploads/2019/06/ui-ase-300x300.png)
ホームページの文章の通り!ということがわかりました
商工会議所の人が例にあげていたように、「音が消せる検算機能」だとしても、試験への持ち込みは認められないというわけです。
情報をまとめると、
- 音が鳴る電卓は全般的に持ち込み不可
- 音を消せば使えるわけではない
電話で話していて感じたことは、「とにかくホームページに書いてあることが正」という雰囲気。
悪いことは考えず、案内に従うのが一番安心です。