三田オープンカレッジ4日目レポ

今週は人がいっぱいな三田キャンパス

三田オープンカレッジ、4回目!

いよいよ半分です。

ういうい

早いな~~

前回・前々回の三田キャンパスは静か~な感じでしたが、今日は人がいっぱい!

在校生も多そうだし、イベントもやっていました。

法科大学院の説明会がやっていました

(法科大学院の説明会が行われていたようです)

お天気記録更新中☆

午前中は曇りな感じでしたが、午後になると…

いいお天気だーーー!

夏の足音が聞こえてきましたね~~☆

品を感じる冷房の温度

講義開始7分前に受付をすませました。

教室内は心地よ~い温度で冷房が入っています。

涼しい~~!

クーラーガンガンではなく適度な温度設定も、さすが慶應だなぁと感じるのでした(笑

講義資料が閲覧できるようになったよ

先生は、パワーポイントで講義の資料を用意してくださっています。

「講義の資料がほしい!」という要望があるものの、著作権の問題などが絡むからどうすればいいかな~~と、先生は考えてくださっていました。

そしてついに、インターネット上で資料を丸ごと見られる環境が!!

この時点では事務局からの案内はまだきていませんでしたが、環境自体は整っているとのお話でした。

プリント配布・ダウンロードは厳しいですが、せめて閲覧できるようにと三田オープンカレッジのスタッフさんに相談してくださっていたようです。

ういうい

どこまで生徒思いな先生なの…!ありがとうございます!!

渡辺茂先生渡辺茂先生

もう連絡はいっていると思いますけど、きてますか?

受講生「(首を横に振る)」

(先生、あれれー?な表情)

渡辺茂先生渡辺茂先生

のちに連絡が必ずいくと思います

追記:事務局から連絡がありました

講義から4日後、6月5日に事務局からメールが届きました。

三田オープンカレッジ事務局から届いたメール

アクセスすると…

ういうい

ほんとだ、講義資料がまるまる見られるー!!

6月11日時点では2回目までの資料が格納されています。

これ、全講義が終わった後も見られるのかな…?

とにかく、至れり尽くせりな先生、事務局さんに感謝です☆

4回目の講義で学んだこと

講義は前回の振り返りからスタート、そして今週のテーマに入ります。

今週は「動物から見た道徳の起源」がテーマです。

いろんな実験をもとに、動物に道徳心や共感性があるのかを探っていったというお話です。

焦点は動物なんですが、それを通じて人間のことも深く考えされられる内容でした。

「共通経験」が幸せの鍵

実は、動物にも「共感」や「共通経験」という概念が存在しているようです。

他者の幸福は嬉しいのか楽しいのかということを知るために、ネズミからデータをとったという実験です。

楽しい状態にするために薬物を使っているのですが、一匹では楽しくなれず、2匹いて成功したとのこと。

このことから、楽しくなれるかどうかは「共通経験が大事」ということがわかったそうです。

これ、ズバリ人間にも当てはまる話ですよね。

もちろん一人で物事を楽しむこともできますが(私も一人カラオケとか好きですw)、心の底から「あぁー楽しかった!!」ってなるのは、自分以外の誰かと一緒に物事を経験したときだと思うんです。

ういうい

遊びやスポーツで充実した気持ちになれるのは、誰かと気持ちを共有できるからなんじゃないのかなー

誰かと知り合ったとき、「共通の趣味」があるとすぐに打ち解けますよね!

「拙者コミュ障でござる」みたいな人も、同じオタクだとあっという間に意思疎通!!みたいな。

ういうい

私もふだんしゃべり下手ですが、アニメや漫画、声優好きな人とは会話ノンストップになります(笑

誰かと仲良くなる、楽しくなる。

こういう「幸せ」を感じるには、共通の趣味や経験が活きてくるんだな~と再認識させられました。

損得勘定はある意味「人間的」?

あと、不公平の実験データも印象的でした。

複数のネズミはチーズを食べている、でも一匹のネズミだけチーズが食べられない状況をつくったときのストレス反応をみたものです。

結論からいうと、量的不公平嫌悪はあるが、質的不公平嫌悪は起きないとのこと。

実験前にお腹いっぱいになっていれば、ほかのネズミがチーズを食べていても平気だったそうです。

「そうなんだ~」とほっこりしたものの、人間ではそうはいきませんよね。。

空腹だろうが満腹だろうが、損得勘定が働きます。

お腹いっぱいでも、美味しそうなものを食べている人がいたら「自分だけ食べられないなんて、キィーッ!」ってなっちゃいますよね。

私は周りをあまり見ないのであんまり気にならないのですが(笑)、気になる人はトコトン気にします。

ういうい

「損得勘定にとらわれる方が疲れない?」なんて思うこともありますが、そっちの方が人間的ってことなのかな…

ときにマイナスイメージをもたれる「損得勘定」ですが、これが動物とヒトの違いということなら。

「人間的」という意味では、損得勘定も悪いことばかりではないのかなと思いました。

「正義」は人間のうるさい公平性の産物?

動物の不公平の感じ方に対して、ヒトは公平性に敏感だそうです。

例えば、

渡辺茂先生渡辺茂先生

お金をとってでも裁判をするなんて、すごいコストですよね

と先生は言います。

ういうい

た、確かに…!

でも、

渡辺茂先生渡辺茂先生

これが正義につながるのかもしれません

とも先生は言います。

確かに、納得できるまで悪を突き詰める気持ちって、公平性に執着していないとできないですよね。

「公平性に敏感」って聞くと「細かそう~」なんて思いましたが、それが正義感の源泉なら。。

人間捨てたもんじゃないですね。

「人間」というものを深く考えらせられました。

ういうい

動物を知ることで人間のことがわかる、なるほどこういうことか…!

と体感した、4回目の講義なのでした。