FP3級の勉強法アイキャッチ

独学で9割とれました

まだ合格通知が届いたわけではありませんが、自己採点で9割ほどとれていることが確認できました。

なので、これまでやってきた勉強を振り返りながら、実際の試験でどれくらい対応できたら、こうしたらもっとよかったなーということなどをまとめていこうと思います。

ういうい

これから試験を受ける人は、追体験として試験の先取りをしちゃってください!

過去問は一度は解いておくのがおすすめ

「テキスト・参考書を完璧に仕上げて、最後にたくさん過去問を解こう!」

、、、というのが理想でしたが、思いのほか時間がなく、過去問は前回2019年1月の分しか手をつけませんでした(汗

「下手に過去問に手を出してガッカリするくらいなら、過去問はやめて問題集一本に絞った方がいいか?!」とも考えましたが、購入した問題集(みんなが欲しかった!FPの問題集)に解説つきで過去問がついていたので、せっかくだからその分だけは解いてみることに。

すると、過去問を解くことで、思っていた以上の発見・収穫が!!

例えば、

過去問を解いてわかったこと
  • 学科試験の前半はおどし問題がくる(後半はいつも通りの難易度に)
  • むちゃくちゃ時間が余る(私の場合、学科も実技も15分前後で終了。当日ゆっくり解けることを把握)
  • 問題集1冊をモノにすれば十分対応可能

一言でいえば、

「問題集を完璧にしていれば、時間も難易度もノープロブレム!」

これにつきますが、問題の出され方、時間配分を知っているのと知らないのでは、本番中の気持ちのゆとりに大きな差が出ると思うんです。

「最初に難易度の高い問題を出しておどしてくる」

「ふつうに解いても半分以上時間が余るから、当日は焦らずゆっくり問題文を読んで大丈夫」

こういう情報は、問題集を解いているだけでは知り得ないことです。

これを知らずに本番をむかえると焦りそうですが、事前に知っていればいきなり難しい問題が出ても、初めて見るような複雑な問題文が出ても、落ち着いて対応できます。

問題の出され方の傾向や流れ、問題を解くペースを把握するには、過去問を解くのがうってつけです。

ういうい

ゆったりとした気持ちで本番に挑める!これが過去問を解くうまみです

「じゃあ、ひたすら何年分も過去問を解いた方がいいの?」と気になるかもしれません、

数をこなすに越したことはないですが、1回分だけでも十分通用すると思います(というか、通用しました)。

実際に試験を受けてみて、「あぁ、もう2・3回分くらい解いておけばより完璧だったかなー」と思う問題もありましたが(意外とテキストに載っていない内容もあって、そこは問題集や過去問で補っていました)、合格点は6割以上。

なので、基礎が完璧に答えられていれば、ちょっとレアな問題を落としても問題はありません。

もしもう一度FP試験を受けるなら、私の性格的に満点をとりたいので(笑)、

  • 試験日一週間前までに問題集を完璧に仕上げる
  • ラスト一週間で過去問を解きまくる

が理想のプランかなと思っています。

でも、合格点をとるということに焦点をあてれば、過去問は最低1回分は解いておくので十分です。

ういうい

過去問より、問題集1冊を完璧にモノにする!これが高得点をとる秘訣です。

独学で高得点をとる勉強法

繰り返し勉強したFP3級の問題集

当たり前ではありますが、問題を解くときは「正解の理由・不正解の理由」を一つ一つ考えることがミソです。

慣れてきたり問題を解くのが面倒になってくると、「これが答え!よし次!」となりがちですが、正解を選んで終わりではなく、不正解はどうだったら正しくなるのかまでいちいち考えると、知識が定着します。

言ってみれば、その1問で2、3問分勉強できるようなものです。

「問題集1冊しかやらないなんて対策として不安、、、」と思うかもしれませんが、不正解の理由まで向き合っていたら、問題数の何倍もの勉強が自然とできている、というわけです。

ういうい

FP3級はこのやり方でおつりが出るくらいの十分な勉強ができます。安心してください!

テキストと問題集だけで合格できる?

あくまで私の体験談に基づく話ですが、できます。

テキストと問題集だけの独学で、9割前後はとれました。

上の級はわかりませんが、3級に関してはテキストと問題集で勉強すれば、合格点は優に超えます。

その代わり、問題集を完璧に、モノにするまで何度も解くという作業が必要です。

FP試験合格の勉強法は問題集を繰り返し解くこと

私の場合、7月後半から勉強を始めて、そこから本番の9月8日を迎えるまでに問題集を15周くらいしました。

(もちろんわかった問題は飛ばしたりしながらですが、、、)

ういうい

テキストを読んでいるだけだと「頭に入ったつもりで入っていない」ことがよくあるので、私はテキストを熟読するより問題を解いて「これはなんぞや」を明らかにする勉強法をとっていました。

赤字を赤シートで隠して暗記するのが得意な人は、ここまで繰り返し問題集を解かなくてもいいかもしれません。

ただ、私は物事をひたすら暗記するのが苦手なので、問題を解きながらインプットとアウトプットを繰り返しました。

「過去問をたくさん解いた方がいいのかな、、、?」と不安を感じることもありました。

でも、「問題集から何を聞かれても完璧に答えられるようにする!!」ということに重きを置いて、試験日まで徹底的に弱いところ、ちょっとでも自信ががないところは何度も解くことで、頭に叩き込みました。

ういうい

「問題集だけ」というとなんだか不安な感じがしますが、それを完璧に仕上げることが高得点で合格する近道だったりします

「捨てる覚悟」で合格を引き寄せる

こう言っておいてなんですが、私としてはかなり思い切った勉強法だったと思います(笑

自分で言うのもなんですが、どちらかというと「わからないことはゼロにしたい!出題範囲は全部完璧にする!!」というスタンスが強めな完璧主義なんです(汗

でも、学校の成績と違って、FPの合格点は6割以上。

百点満点をとらなくても、合格できるんです。

全てを完璧にしようと自分で自分の首を絞める間違った方向の努力で過去に痛い目を見てきたので(大学受験とかまさにそうです、、笑)、今回は自分改革の一環として、「捨てる覚悟」をすることに決めました。

  • “目の前のこと”に専念(テキスト・問題集を完璧にして、ここからなら何が出されても答えられる!!状態にする)
  • 問題集で触れられていない箇所→本番で出たら諦める

こういう気持ちで勉強に取り組みました。

その結果、やっぱりノータッチな範囲はさっぱりでしたが、それ意外はスイスイ解答。

パレートの法則(2:8の法則)というものがあるように、2割を完璧にすることで8割カバーできるということが、今回の試験で証明することができました。

完璧主義な人ほど、「テキストのすべての赤文字を覚えよう!」なんて頑張りがちですが、問題集さえ完璧にしておけば余裕のよっちゃんです。

ういうい

問題集の「?」をつぶして、高得点で合格しましょう!