初回のキャンパス内の様子
初日となる5月11日は…なんと東京真夏日(*^▽^*)
今年のゴールデンウィークは、雨が降ったり気温もあまり高くならなかったりでピーカンな感じがなかったです。
でもそれを忘れさせるくらいに、幕開けとなる初日はとってもいい天気でした。
気持ちいい!
お天気も三田オープンカレッジの始まりを拍手で迎えているんだな~と思いました!
ちょっと早めに三田キャンパス入り
三田キャンパスには、14:20頃に着きました。
4限の開始時間は14:45なので、ちょっと早めの到着です。
10数年ぶりの三田キャンパス…
お久しぶりっす三田さん!!
と心の中でつぶやきながら、キャンパス内にこんにちはしました。
あちちちち~な気温のはずなのに、キャンパス内はそよそよ~と爽やかな空気が流れている…?!?
ピクニックをしたくなるような、新緑の季節を感じるような…
真夏日をすっかり忘れさせる、とっても心地よい空間が広がっています。
癒し空間に、これから全8回素敵な時間が過ごせそうと胸が高鳴る私なのでした…(笑
キャンパス内は土曜日でもわいわい!
土曜日ですが、キャンパス内は想像以上に人でにぎわっていました。
学生さんが出入りしたり、木陰でパソコンを開いて作業している人なんかも。
穏やかな空気が流れていていいな~、癒されるな~!
なんて三田キャンパスの空気に夢中になっていたら、危ない危ない、会場の南館ではなく西館方向に向かっていました(笑
早く着いたからよかったものの、しっかりしろ~~!^^;笑
↓別方向に行くくらい夢中になって撮った写真↓
メガバンク3行のATMがズラリ
そうそう、キャンパス内にみずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行のATMが設置されていました!
メガバンク3台完備とか…さすがッス。。
土曜日は稼働時間が14時までなので私は使えませんでしたが、時間が合う人はムチャクチャ便利です!
会場・南館の様子
講座の教室は、まさかの地下(しかも3階)
深いぜ…!
南館にはロースクール(法務研究科)が入っているようで、自習室のような場所で勉強している学生さんたちがいました。
スケルトンな感じ(?)でとってもシャレオツ☆です。
ちょっと前まで法務研究科とかかわりがあった私なので、「よりによってかい!!」と不思議な縁(?)を感じました。
(この話は時が来たらブログでお話します)
レッツ受付
受付には14:28頃到着。
「開始時間まで15分以上ある~」と早めの受付のつもりでいましたが、すでに列がぼちぼちできていました。
(受付は20分前からできるようです)
受付時にこんなものをもらいました。
待っている人を見ると、おじさまおばさまが多く、年齢層は40、50代が中心なのかなという印象を受けました。
若くて30代、20代は私が見ていた限りではいなさそうでした。
講義を終えた人の満足そうな表情
3限の講座が終わると、各教室からゾロゾロと人が出てきました。
みなさん…いい顔してる~~~!!
「満足~(*´▽`*)」とほくほく顔で出てくる人が多かったです。
申込受付期間時は開講が決まらない講座もあったので、正直「もしかすると参加者は大人数ではないのかな」なんて想像もしましたが、実際はイメージをくつがえす盛り上がりです。
「さすが慶應(2回目)」と感服したのでした…!
入室できたのは講義開始8分前
教室に入れたのは、14:37頃でした。
「どうぞ~」とスタッフさんが言った瞬間、ぞろりと待機陣が動きます。
えっ、待ってた人みんな私と同じ講座かーーい!!笑
そんなこんなで、1回目の講義が始まるのでした。
着席~講義開始までの様子
全部で78席(4人掛け×10、2人掛け×19)、小さめの教室でした。
あくまで私が参加する「動物からヒトを見る」の会場ですが、ほかの教室も同じくらいの広さだと思います。
着席して間もなく、先生がご登場(講義開始7分前)。
ごぞごぞとプロジェクターなどを準備されていました。
Macのパソコン…ナウいです先生!!
「お手伝いさんみたいな人もいるんだ~」と見ていると、突然轟音が。
ウィイイイイイイン!!!
なんだこれ、懐かしいぞ…
正体は「黒板消しクリーナー」でした。
な、懐かしい~~!!
参加者は17人、女性がやや多い
教室パンパカパンではなく、ゆったり席を使っていい感じに埋まるくらいの人数です。
男女比は見た感じ同じくらいですが、女性のほうが少し多めという感じです。
講義の様子
私は「動物からヒトを⾒る」という講座(レクチャー形式)に申し込みました。
動物と比較しながら、美、道徳、知性、⾔語などについて考えていきます。
まずはじめに、先生がご挨拶&自己紹介をしてくださいました。
- 6年前にご退職
- 今は非常勤講師として教鞭をとる
- 大学院から呼ばれることが多い
- 通信教育課程のスクーリングにかり出されることも
ご退職後といえども、現役バリバリ!!で教壇に立たれているようです。
いろんなバックグラウンド・年齢層の方と接する機会も多く、三田オープンカレッジのような十人十色な人が集まる場でも多くの人が納得できるようにお話できると思うとおっしゃっていました。
まさかの自己紹介タイム
「みなさんがどういうことに興味があって申し込まれたか知りたい」という先生のご意向で、申し込んだ理由やその背景(こういう仕事をしているからなど)を一人ずつ発表することになりました。
簡単な自己紹介、きたーーー!!
私は最後のほうだったので心の準備ができましたが、うまく伝えられるかドキドキしました~><
お話を聞いていると、みなさんとっても真面目。
お仕事に関係があったり、知的好奇心で申し込んだりと、真剣な気持ちで受講されに来ている空気がビシビシ伝わりました。
先生は動物倫理に関心がある人が多いと考察されていました
あと、慶應とゆかりがある人がぽつぽついましたよ!
卒業生や慶應通信生など、3分の1くらいを占めている印象です。
これからどんな化学反応(?)が起こっていくのか、楽しみです^^
1回目の講義で学んだこと
1回目の講義は、「心理学」がテーマです。
心理学の生い立ち、それにかかわった人物、心理学が科学の仲間入りするまでの動きなどのレクチャーでした。
心理学が難しいと言われる理由、理系に分類されることが多い理由がよぉーくわかりました
例えば、記憶、思考、知能。
こういう言葉、生活の中でも使いますよね。
でもこれ、実は心理学の専門用語なんです。
心理学用語が日常的に使われているのですっかり身近な印象になっていますが、本当はデータや実験のような複雑な数字の世界が繰り広げられていて、ムチャクチャとっつきにくいんです。。
本屋さんでも「恋の心理学」とか「苦手な人を見抜く心理学」みたいにエンタメ色が強く売り出されていますが、本当は科学の一員です。。
身近さゆえにイージーなイメージを持たれやすい心理学ですが、本当はサイエンスしないといけない世界なんですね。。
なるほど、心理学が本当は難しくて度肝を抜かれるという意味が、よ~くわかりました^^;
「本当はサイエンス!」な心理学の成り立ちや背景を学んで、次週にコマを進めます。
慶應が心理学を文系においている理由
「本当はサイエンス!」であるにもかかわらず、慶應では心理学を“文学部”で専攻します。
理系ではなく文系で、です。
私が知る限り、心理学って理系で専攻する大学が多い気がします。。
でも、あえて文系で専攻することが慶應スタイルであり、深い意味があるのではと思ったんです。
ここからは、あくまで私が感じ考えたことなのですが…
(ちがっていたらごめんなさい慶應さん・汗)
サイエンス、つまり数字やデータの世界=現実で終わらせるのではなく、それを社会や人に当てはめたらどうなるか。
心理学を実験、つまり数字やデータの世界で終わらせるのではなく、リアルな人間世界に当てはめるところまで考え抜くのが、慶應でいう「心理学を学ぶ」ということなのではないかと。
人と人の間、言葉や数字にできない世界での応用まで考えてはじめて学問したと捉えるのが、慶應スタイルなのでは?!
「サイエンスの先まで考える」「慶應での心理学、学問のあり方」を体感して、ほくほくしながら帰路についた私なのでした…☆